米Googleは2026年9月3日、米国の調査会社Gartner(ガートナー)が発表した2026年版「Magic Quadrant for Strategic Cloud Platform Services」において、Google Cloudが9年連続で「リーダー」に選出されたと発表しました。
今回の評価では、将来の市場を見据えた事業・技術戦略を評価する「ビジョンの完全性(Completeness of Vision)」において、Googleが対象企業の中で最も高い位置に評価されています。
Gartnerの評価とは?
Gartnerの「Magic Quadrant」は、世界の主要なIT企業を「実行能力」と「ビジョンの完全性」という2つの観点から比較する調査です。
その結果に基づき、企業を「リーダー」「チャレンジャー」「ビジョナリー」「ニッチプレイヤー」の4つに分類しています。
Google Cloudは、この調査で9年連続してリーダーに選出されました。
ただし、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftなども評価対象となっており、今回の結果がGoogle Cloudをすべての用途で最も優れたサービスと認定したものではありません。
生成AI時代のクラウド基盤
Google Cloudは、AI専用半導体「TPU」、生成AIモデル「Gemini」、AIシステムの開発・運用環境などを統合的に提供しています。
また、企業が重要視するデータの保存場所、アクセス権限、暗号鍵の管理などについても、さまざまな機能を提供しています。
生成AIの普及に伴い、企業がクラウドサービスを選ぶ際には、計算能力や料金だけでなく、AIの利用環境、セキュリティ、運用の安定性なども重要になっています。
今回の評価は、生成AIそのものの性能だけでなく、それを支えるクラウド基盤の重要性が高まっていることを考えるうえで、注目されるニュースといえるでしょう。